はじめに:設定の概要
各広告媒体にて、Spider AF用のオーディエンスタグ(ピクセルタグ / イベントタグ)を新規作成します。
Spider AFが該当のオーディエンスタグ(ピクセルタグ / イベントタグ)を不正クリック発生時に発火させます。
これにより、該当のオーディエンスタグ(ピクセルタグ / イベントタグ)の発火情報を元に不正クリックを起こしたオーディエンスのみのオーディエンスリストが作成できます。
該当のオーディエンスリストを各広告キャンペーンにおいてデリートターゲティング設定することで、以降不正クリックを起こしたオーディエンスへ広告が配信されることを防止します。
※基本的に全キャンペーンにこちらの除外設定を推奨します。
※キャンペーンを新しく追加した場合、お手数ですが該当の広告キャンペーンにてSpider AF用のオーディエンスリストをデリートターゲティング設定をお願いいたします。
設定のステップ
Meta広告での不正クリックの除外設定は以下は2ステップです。
Meta広告管理画面でピクセルタグをSpider AF用に新規発行、発行したタグのID情報をSpider AFダッシュボードへ登録
オーディエンスリストの作成と広告配信除外(デリタゲ)設定を行う
1. Meta広告管理画面でピクセルタグを発行、発行したタグをSpider AFへ登録
Spider AF用のピクセルタグを新規で発行する必要がございます。既存のピクセルタグは設定に使用しないようお願いいたします
1.Meta広告マネージャーにログインします。
2.左のサイドバーより「すべてのツール」より「ビジネス設定」にアクセスし、「データソース」の「データセット」をクリックします。
3.「追加」ボタンをクリックします。
※ピクセルは1アカウントに100件までしか登録できないため、上限に達した場合は設定することができません。
その場合は他のピクセルを削除いただくか、もしそれもできない場合はオーディエンスを使った除外を行うことができません。
4.下記画面が出てきますので、ピクセル名を「safivt」と入力します。その後、「作成」をクリックします。
5.データセットが作成された後、画面右上の「イベントマネージャで開く」を選択します。
6.「概要」タブのままスクロールダウンし、「Metaピクセルを設定」を選択します。
7.ピクセルのインストール方法を選択する画面では、「コードを手動でインストール」を選択します。
8.ベースコードが表示されるので、このコード内の下記部分からピクセルIDをコピーします。
(Spider AFの権限が代理店様用の権限の場合は、コピー後にIDを広告主様に共有ください)
fbq('init', 'ピクセルID');
9. Spider AF管理画面内の左タブ「アドフラウド対策」→「連携」→「アドネットワーク別」より「Facebook Ads」を選択します。
10. 画面右側もしくは下部の「新しいFacebook Pixel IDを追加する」をクリックします。
11. 手順7でコピーしたIDを下記箇所に設定します。Spider AF分析タグの該当トラッカーを選択します。(紐付けしないと除外設定ができません)
Pixel名は任意ですが、複数商材がある場合は、商材名・ブランド名などをつけていただくと、後からどの商材・ブランドの分か確認しやすくなります。
※代理店様のSpider AF権限ではトラッカー選択ができない仕様のため、設定したPixel IDと対象の商材を広告主様または弊社までご連絡ください。
12. 「Facebook Pixel IDを追加する」をクリックするとオーディエンスタグ発行は完了となります。
※発行いただいたピクセルタグをサイト上に設置いただく必要はございません。(すでに設置いただいているSpider AF LP解析用タグ経由で不正クリックがあった際に各媒体のオーディエンスタグを発火させる仕様になるため)
2.オーディエンスリストの作成と広告配信除外(デリタゲ)設定を行う
1.Facebookのビジネスマネージャーにログイン後、 「すべてのツール」より「ビジネス設定」を選択、左メニュー「データソース」から「データセット」を選択します。
2.Spider AF用に作成したデータセットを選択し、画面右側の「アセットを割り
当てる」を選択します。そこで、使いたい広告アカウントを選択します。
3.広告マネージャの「オーディエンス」より「オーディエンスを作成」を選択、「カスタムオーディエンス」を選択します。
4.「Choose a custom audience source」より、「ウェブサイト」を選択します。
5. 条件を設定します。
次の条件のユーザーを含む:「いずれか」を選択します。
ソース:Spider AF用に作成したピクセルを選択します。
イベント:「ウェブサイトにアクセスしたすべてのユーザー」を選択します。
リテンション:「180」日を入力します。
オーディエンス名:オーディエンスに任意の名前をつけて保存をします。
6.カスタムオーディエンスが作成されました。
※オーディエンスサイズはSpider AFで検出した無効アクセス数と定義が異なるため、カウントされる数値に差が出る場合がございます
7.続いて左メニュー「キャンペーン」を選択、「広告セット」タブを選択し、適用させる広告セットの「編集」ボタンをクリックします。
※Facebook広告のオーディエンス除外は、広告セット単位での適用となります。
8. 「オーディエンス管理」という項目があるので、「もっと見る」をクリックします。
9.「これらのカスタムオーディエンスを除外する」という項目が出てくるので、そこで3.で作成したオーディエンス名を選択し、画面下部の「次へ」を選択、続いて「公開する」を選択するとオーディエンス除外が適用されます。
今後、広告キャンペーンを新しく追加した場合、お手数ですが該当の広告キャンペーンにてSpider AF用のオーディエンスリストをデリートターゲティング設定をお願いいたします。
画面共有しながら一緒に設定することも可能ですので、ご不明な場合はお気軽に右下のチャットよりご連絡ください🙇♂️