はじめに:設定の概要
各広告媒体にて、Spider AF用のオーディエンスタグ(ピクセルタグ / イベントタグ)を新規作成します。
Spider AFが該当のオーディエンスタグ(ピクセルタグ / イベントタグ)を不正クリック発生時に発火させます。
これにより、該当のオーディエンスタグ(ピクセルタグ / イベントタグ)の発火情報を元に不正クリックを起こしたオーディエンスのみのオーディエンスリストが作成できます。
該当のオーディエンスリストを各広告キャンペーンにおいてデリートターゲティング設定することで、以降不正クリックを起こしたオーディエンスへ広告が配信されることを防止します。
※基本的に全キャンペーンにこちらの除外設定を推奨します。
※キャンペーンを新しく追加した場合、お手数ですが該当の広告キャンペーンにてSpider AF用のオーディエンスリストをデリートターゲティング設定をお願いいたします。
設定のステップ
TikTok/Pangle広告での不正クリックの除外設定は以下は2ステップです。
TikTok/Pangle広告管理画面でピクセルタグをSpider AF用に新規発行、発行したタグのID情報をSpider AFダッシュボードへ登録
オーディエンスリストの作成と広告配信除外(デリタゲ)設定を行う
1. TikTok/Pangle広告管理画面でピクセルタグを発行、発行したタグをSpider AFへ登録
Spider AF用のイベントタグを新規で発行する必要がございます。既存のイベントタグは設定に使用しないようお願いいたします
また発行いただいたピクセルタグをサイト上に設置いただく必要はございません。(すでに設置いただいているSpider AF LP解析用タグ経由で不正クリックがあった際に各媒体の ピクセルタグを発火させる仕様になるため)
1.TikTok/Pangle広告の管理画面にログイン後、「ツール」より「イベント」を選択します。
2.「ウェブイベント」を選択します。
3.「ウェブイベントを設定」を選択します。またその次の画面で「マニュアル設定」を選択します。
4.次の画面では何も設定せずに「手順をスキップ」を選択します。
5. イベントモード設定について、「カスタムコード」だけを選択して「次へ」を選択します。
6.次の画面のイベントモード設定のカスタムコードで「手順を確認する」を選択します。
7.ピクセルコードをコピーし、ピクセル内のピクセルIDを確認します。
ピクセルIDはピクセル内のこちらの部分になります。
(Spider AFの権限が代理店様用の権限の場合は、コピー後にIDを広告主様に共有ください)
ttq.load('ピクセルID');
7. Spider AF管理画面内の左タブ「設定」より「アドネットワーク別」を選択し、媒体の「TikTok Ads」を選択します。
8. 画面右側もしくは下部の「新しいTikTok Pixel IDを追加する」をクリックします。
9. 手順6でコピーしたIDを下記箇所に設定します。Spider AF分析タグの該当トラッカーを選択します。(紐付けしないと除外設定ができません)
Pixel名は任意ですが、複数商材がある場合は、商材名・ブランド名などをつけていただくと、後からどの商材・ブランドの分か確認しやすくなります。
※代理店様のSpider AF権限ではトラッカー選択ができない仕様のため、設定したPixel IDと対象の商材を広告主様または弊社までご連絡ください。
10. 「TikTok Pixel IDを追加する」をクリックするとピクセルタグ発行と発火設定は完了となります。
※発行いただいたピクセルタグをサイト上に設置いただく必要はございません。(すでに設置いただいているSpider AF LP解析用タグ経由で不正クリックがあった際に各媒体のオーディエンスタグを発火させる仕様になるため)
2. オーディエンスリストの作成と広告配信除外(デリタゲ)設定を行う
1.TikTok_Pangleにログイン後、「アセット」から「オーディエンス」を選択します。
2.「オーディエンス を作成」をクリックします。その後、プルダウンが出てくるので「カスタムオーディエンス」を選択します。
3.「ウェブサイト閲覧者」を選択します。
4.下記を設定します。
次のアクションを実行したユーザー:「コンテンツを閲覧」および「180日」を選択します。
ユーザーのアクションを引き起こしたピクセル:設定してSpider AF担当者へ共有したピクセルを選択します。
※Spider AFの設定によりオーディエンスタグが発火した場合に、該当のピクセルが選択できるようになります。
オーディエンス名:任意の名前を設定します。
自動更新:オンのままで設定します。
4.「確認」をクリックするとオーディエンスが保存されます。
5.除外の紐付けを設定します。
※除外の紐付けを行う場合は、ターゲット数が1,000以上である必要があります。
※ターゲット数はSpider AFで検出した無効アクセス数と定義が異なるため、カウントされる数値に差が出る場合がございます
6.「広告」より、広告セットの編集を行います。
※オーディエンス設定は広告セット単位になります
7.「配信対象」の「除外」の部分で、先ほど設定したオーディエンスを選択します。
画面下部で「保存」を選択すると除外が適用されます。
今後、広告キャンペーンを新しく追加した場合、お手数ですが該当の広告キャンペーンにてSpider AF用のオーディエンスリストをデリートターゲティング設定をお願いいたします。
画面共有しながら一緒に設定することも可能ですので、ご不明な場合はお気軽に右下のチャットよりご連絡ください🙇♂️